「ファスティングの伏線」

そういえば

 僕がファスティングを始めたとき

 正直まったく苦痛はありませんでした。

 むしろハイテンション。

 したことは言うまでもありませんが

 それ以前から「食べ物への執着」が

 人よりもずっと薄かったのです。

ナゼかというと・・

 背景には、常に「病人」がいる家という

 環境にありました。


 父・祖母共に不摂生な食生活を改めず

 入退院を繰り返してました。

 医師に注意されても食を変えない姿を

 子供心にも理解できませんでした。

 入院のたびに世話をする母は、やがて矛先を 

 僕の躾に絡めて来ました。

 「好きな物ばかり食べていたら、お父さんの 

 ように苦しむよ」


 幼い頃、そんな言葉が食卓のBGMでした。

 もちろん、母の教えの中には間違ったものも 

 ありました。偏りすぎた制限が逆に心身へ

 悪影響を及ぼしたこともあります。

 しかし結果として、「食べ物をどう選ぶか」 

 という意識は、同年代よりもずっと高く育っ 

 ていったように思います。

自然に調整

 たとえば――
 好きなものを腹いっぱい食べた後の数日は

 質素な食事で整える。
 体をあまり動かさなかった日は、食べる量を 

 減らす。


 「食欲」という感情と「栄養を摂る」という 

 行為を切り分けて考える。
 努力ではなく習慣として根付いていました。

1日2食が通常モード

 56歳になった今、日常の運動量と体の感覚を 

 照らし合わせると、1日3食は明らかに多いと 

 感じるようになりました。

 そこで今年2月からは自然に

 1日2食生活へ移行。空腹に悩まされることは 

 一切なく、むしろ心地よい軽さと集中力を得 

 られるようになっております。

 だから僕にとってファスティングは

 “特別な挑戦”というよりも

 “積み重ねの延長線”。


 気づけば、これまでの人生のあらゆる経験が 

 一本の線でつながり、ファスティングという 

 実践に結実していたのかな、と思ってます。

 次回は、父の病気から学んだことや、母から 

 受けた厳しい食のしつけ、そしてその光と影 

 について。
 もう少し丁寧に掘り下げようと思います。

 なお、ファスティングに関して

 私は有資格指導者ではありません

 詳しいことは専門家に委ねています  

 私が信頼して指導を受けたのは

 石川県金沢市で治療院を営む 

 **今村 宜滉 (いまむら よしのぶ)先生** です 

  [今村先生 Instagram]

 (https://www.instagram.com/yoshinobu.i6)  

 Instagramから直接お問い合わせ下さい

     k -096spiritでした__では股!

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