教育隊を無事に終えると、いよいよ一般部隊への配属です。
ここで私を待ち受けていたのは・・想定外の理不尽でした。
尊敬に値する人ももちろんいますが、こんな無能な奴が?先輩?上官??
と驚くレベルの人がそれなりにいた事にまず驚きでした。
ただ、後にわかる事ですが、これは一般企業でも大して変わらず
どこでも同じである・・と。
それに気づくには相当な年月が必要となったのですが^^
そして一般部隊で衝撃だったのが「酒豪特権」という想定外の理不尽です。
訓練でどうしようもない奴が酒が強いという理由で優遇され、可愛がられる・・
真面目で体力もあり、同期から一目置かれていた自分が
酒の席でただ一点「酒が弱い」という理由だけで蔑まれ
「呑めない人間は信用ならん」
「真面目な奴は嫌いだ」
決まり文句の「俺の酒が呑めねえのか!!」
・・・????
全く理解が及びませんでした。
さらにその頃、私の頭の中にはある「疑問」が芽生え始めていました。
戦後のお花畑教育の影響で・・
「戦争なんて起きるはずが無いのに、自衛隊は税金の無駄ではないのか?」
という考えが、地味に強まっていったのです。
戦闘機一機、ミサイル一発の値段で
どれだけの国民の生活が豊かになるか・・などと
真面目に考えたりしていました。
今となっては恥ずかしい話ですが、当時は本気で思ってました・・
バブルで盛り上がる時代、国民に広く自衛隊不要論が蔓延し
自衛隊は「人に言えない職」であるかのような位置付けでした。
尊敬出来る先輩がとても少ないなか、存在意義への疑問はさらに深まるばかり・・
そんなモヤモヤを抱えたまま迎えた、ある試験。
一般人と現職自衛官を対象にしており、合格すれば2年後にある階級が保証されるもので、過去に2度不合格していた私は受けるつもりはありませんでしたが、強制的に受けさせられました・・・
私はその試験の価値をあまり感じていなかったので、陸海空の選択を
当時最も合格枠が狭かった「空」にしました。
「落ちた言い訳に使おう」という浅はかな考えです。
・・しかし。??合格・・
慌てて「陸に変更したい」と申し出たものの却下され、
存在意義の悩みも解消出来ず、流されるまま
航空自衛隊への移動となったのでした。
これが私の人生を動かす大きな「まさか」でした。
人生、思い通りにならない時こそ
外の世界を知っておくと、心に余裕が生まれます。
「どうせ無理」と思う前に、まず情報収集だけでも・・
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次回は「航空自衛隊・・新天地での現実」をお届けします。
