第2話:自衛隊がパラダイスだった理由

前回、父にキレられて自衛隊を決めた話を書きました^^
今回はその続き・・なぜ私が自衛隊を「パラダイス」と感じたか、です。

まず、私の家庭環境から少しだけ話す必要があります。
明治生まれの祖母、戦前生まれの父に、戦中生まれの母・・
一人っ子だった私は、この3人の「昭和以前の価値観」という環境に完全包囲されておりました。

朝起きたら父の前で正座をして挨拶。
食事中の私語は慎み、素早く終わらせる。
規律・礼儀・従順・・それが空気のように当たり前の家庭。今思えば奴隷か?ですよ・・

もし当時の同世代の友人が泊まりに来たらストレスで過呼吸になって倒れるレベルだと思います・・^^
(もっとも、友人が泊まるなんて学校規則に反する事は、我が家で断固許しませんが)


そんな環境で育った私が自衛隊に入ったわけですから・・
「楽・・本当に楽。え?こんなに楽をして、報酬をもらっていいのですか?」

上下関係? 当たり前、自然当然。
規律の厳しさ?どこが??
集団生活のルール?むしろ家より緩い^^ゆるゆるでしょ・・

もう、毎日が修学旅行のようなテンションでした。
なので、時折罪悪感に近いものを感じながら、毎日を過ごしていたほどです。
体力が充分にあるので訓練も余裕。上官・同期からも一目置かれる存在の自分・・

まさにパラダイス、でした。


誰よりも早く出世して、25歳には今の彼女と結婚するんだ!
そんな目標があり、生きているのが本当に楽しく充実していたのですが・・・

突然谷底に突き落とされるような事件が起こりました・・・
他人から見れば「ふーん・・そうなんだ」程度の話かもしれませんが、本人にとっては生き死にに関わるほどの事だってあります。

はい。振られました・・彼女の心の中に違う男性がいる。。と
「まさか」です。
そして「まっさかさま」です。

ショックで力が入らず、訓練では「普通の人」に成り下がり
体調不良かと確認されて、失恋したと知られると・・笑われ・・
「え?振られた?別れたんなら次行けばいいじゃん」と軽く言われ・・

一気に目標が消えて無くなったわけだし、何たってホント「まさか」ですから。


そこでボンヤリ考えました。
別に自衛隊にい続けなくて・・もイイんじゃないか??
そんな時、本屋で「フランス外人部隊」という本を買いました。
行こうか?とも思いある程度調べたりもしましたが、行動には移さず。
でも、しばらく「抜け殻状態」が続きました。

実はコレ自衛隊あるあるで、失恋で命を断つ話も決して珍しい事ではないのです。
特に、独身隊員は駐屯地・基地内の居住が義務付けられ、当時はかなり外出の制限も厳しかったので思い詰めて、そんな事になってしまうのですね。


そんな時は思考・視点を変えて外の世界を覗いてみるのもいいかも知れません。
「俺の運命は・・」などと占いやスピリチュアルに走るよりも
違う仕事を知ることにより、今の環境が客観的に見えてきますし気晴らしにもなります。

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次回は「想定外・・その理不尽が、動き出すキッカケに」をお届けします。

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